意外と知らない漆喰の用途と役割
2023.05.27 (Sat) 更新
こんにちは!
屋根リフォーム&防水&雨漏り専門店のアークス ルーフです。
屋根瓦に欠かせない“漆喰(しっくい)”。
漆喰とは、消石灰(水酸化カルシウム)を主原料とした材料のこと。
漆喰の主原料であるこの消石灰は、
サンゴ礁が長い年月をかけて地殻変動によって自然隆起した陸地の石炭鉱脈から採掘された石灰石を
1000度以上の高温で熱した後に冷ましてつくられたものです。
この消石灰に糊やスサを加えて、水で練ったものが漆喰になります。
漆喰には、
・調湿機能
・ホルムアルデヒドなどの人体に有害な物質を吸着して「シックハウス症候群」などを防ぐ機能
・高い不燃性による防火機能
・高いアルカリ性による防臭機能
など多くの優れた機能があります。
そのため、漆喰が用いられらた壁は「呼吸する壁」とも呼ばれています。
漆喰の歴史は古く、
日本が世界に誇る世界遺産「姫路城」のあの“美しい白壁”にも漆喰が用いられています。
そして、現在でも多くの住宅に用いられる漆喰は、壁材だけでなく、
瓦屋根の1番上の箇所にあたる“棟”の台土を守るための接着部分として欠かせない材料でもあります。
瓦の下にある屋根の葺き土を雨風から守り、“替え瓦と瓦を接着させる目的”で漆喰が用いられます。
屋根の漆喰の寿命は瓦よりも短く、“20年前後”で表面が朽ちてきたり、
剥がれてきたりするのが一般的です。
また、家の下から屋根を見上げても漆喰部分の劣化はあまり気付きにくいこともあり、
“見過ごされてしまう”ケースがとても多いのが実情です。
漆喰のダメージを長い間放置してしまうと、
ちょっとした風や地震で瓦がズレたり、ズレた瓦同士が干渉し合って欠けたり・割れたり、
そこから雨水が浸入して雨漏りになったりと様々なトラブルを招きます。
“最悪の場合は落下してしまう可能性”もあります(゚o゚;;
また、
瓦の下の葺き土が雨水に浸食され、気付いた時には棟全体がダメージを受けてしまい、
“棟ごと外しての大きな工事”が必要になってしまうこともあり、
その分メンテナンスにかかる費用が“高額”になってしまいます。
棟ごとのメンテナンスが必要になる前に、
一度屋根の診断をすることがおすすめです!!
アークスでは、
“ドローン診断”を行なって、
お客様の屋根の“漆喰”の現在の劣化状況を詳しく診断することができます!!
また、普段下からでは見れない“屋根瓦”の劣化状況も併せてご確認することができるため、
漆喰の状態確認も含め、是非この機会に併せて調査をご利用ください!
屋根のメンテナンスでお困りの方や気になる方は、
“実績”と“信頼”の豊富なアークスにまずはお気軽にお問い合わせください!!
これからもアークスをよろしくお願いします!
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